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Canva開発ポータル統合へ、9月21日から新Integration作成停止

|著者: QUASA編集チーム|2 分で読めます| 9
Canva開発ポータル統合へ、9月21日から新Integration作成停止

Canvaは2026年9月21日、Developer PortalでAppsとIntegrationsを単一のAppモデルへ統合する予定だ。9月7日付の Canva Developers Communityの公式告知 によると、同日から独立した新規Integrationの作成を停止し、Connect APIを使う新しい外部連携もREST API機能を持つAppとして作成する。

運用中のIntegrationを9月21日までに再構築する必要はない。既存のOAuthクライアント、トークン、利用者接続は維持されるが、未提出のドラフトを従来のIntegrationとして審査に出す場合は期限前の提出が必要になる。

9月21日に変わるのは作成・管理・審査の入口

9月21日に新規Integrationの作成入口がAppへ統合されるCanva Developer Portal

今回の統合は、Connect APIそのものを廃止する変更ではない。従来は、Canva内で動く機能をApps SDKによるAppとして、外部WebアプリからCanvaと連携する機能をConnect APIによるIntegrationとして、別々の画面と手続きで管理してきた。

統合後はAppが共通の管理単位となり、Canva内でIntentsを利用する機能、REST APIによる外部連携、または両方を持てる。REST API機能だけを利用するAppが、現在のIntegrationに相当する。

移行前の作成手順については、Canvaが管理する Postman上のCanva Developersワークスペース も、Developer Portalの「Your integrations」からIntegrationを作成する構成を案内している。9月21日以降は、この独立した作成経路がAppの作成フローへ置き換わる予定だ。

新しいAppモデルでは、バージョン公開、共同作業者の追加、OAuth設定・スコープ・リダイレクトURLのセルフサービス管理、Apps Marketplaceへの掲載を一つの場所で扱えるようになる。既存Integrationの更新は当面、従来どおりCanvaのサポートを通じて行う。

四つのケースで判断が分かれる

既存Integration、審査前ドラフト、既存App、新規開発で異なる移行判断

必要な対応は、保有している開発資産の状態によって異なる。9月21日を基準に整理すると、判断は次の四つに分かれる。

  1. 運用中の既存Integration:そのまま稼働を続けられる。利用者の接続や既存OAuthクライアントは維持され、統合日までの再構築や強制移行は求められていない。Appsへ移す経路は統合開始後に提供される予定だ。
  2. 審査前のドラフトIntegration:従来のIntegrationとして公開審査へ進めたい場合は、9月21日より前に提出する。期限を越える場合は、統合後にAppとして提出することになる。
  3. 既存App:統合に伴う必須作業はない。変更の稼働後にはREST API機能を追加できる予定だが、追加するかどうかは開発者が選べる。
  4. 9月21日以降の新規開発:Developer PortalでAppを作成し、必要な機能を選択する。Connect APIだけを使う外部連携でも、新規IntegrationではなくREST API機能を持つAppから始める。

期限の影響が最も大きいのは、実装中で審査へ提出していないドラフトだ。期限前の提出を選ぶべきなのは従来のIntegrationとして審査を進めたい場合であり、Appモデルでの提出を受け入れるなら統合後まで待つ選択肢も示されている。

エンドポイント、スコープ、OAuth接続は変わらない

統合モデルへの更新中もREST API設定対応が未完了のCanva App構成

開発ポータルの入口が統合されても、Connect APIのエンドポイント、スコープ、認証方式は変更されない。Apps SDKにも変更はなく、既存のOAuthクライアント、発行済みトークン、利用者接続も継続するため、今回の統合だけを理由にバックエンドを作り直したり、利用者へ再認証を求めたりする必要はない。

Apps SDKとConnect APIの役割も分かれたままだ。Apps SDKはブラウザ上のCanva内で動作する機能を構築し、コンテンツの取り込み、デザインへの要素追加、作業の自動化などを担う。Connect APIは外部WebアプリやプラットフォームからCanvaのアセット、デザイン、コメントなどを作成・同期するREST APIであり、管理単位が共通化されても実行環境まで同一になるわけではない。

一方、統合モデルの設定仕様は更新途上にある。canva-app.jsonの公式文書 では、IntegrationsがDeveloper Portal上でAppsの一部になることを明記する一方、Connect APIで構築するApp向けのREST API設定は現行ファイルにまだ含まれず、後続の更新で対応するとしている。

第三者OAuthやWebhookなどのREST API関連設定は、現時点ではcanva-app.jsonではなくDeveloper Portal側で管理する位置づけだ。したがって、9月21日以降に新規Appを作成する方針は示されたものの、設定ファイルだけで統合後の構成を事前に確定できる段階ではない。

既存Integrationの具体的な移行操作は未公表

9月13日時点で確定しているのは、新規作成と従来方式による審査提出の入口が9月21日に切り替わり、既存Integrationと接続情報は継続するという範囲だ。既存資産をAppsへ移す経路は統合開始後に用意される予定で、再構築は不要とされている。

まだ示されていないのは、既存Integrationを移す具体的な操作、提供時期、統合後の設定項目の全容である。Canvaは日程が固まり次第、公式告知のスレッドを更新する方針を示しており、既存Integrationの保有者には移行手順、審査前ドラフトの開発者には9月21日の実施状況と新しい提出画面の案内が次の確認点となる。

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