Streamer Awardsは自薦可能に、応募してもノミネート保証ではない

The Streamer Awards 2026は2026年8月31日、配信クリエイターが自分を審査対象として届け出る応募制度を初めて開放した。Twitchで公開された案内 では、本人が希望カテゴリーを選び、関連クリップと推薦理由を提出できる。ただし、応募はノミネートや受賞の条件ではなく、候補入りを保証する手続きでもない。
8月31日に始まったのは本人または承認済み代理店による応募で、視聴者の一般推薦は9月12日、候補確定後の投票は10月16日に始まる。Streams Chartsの報道 も、初の自薦受付と10月2日の締切、最終結果における視聴者票70%・業界パネル票30%の配分を確認している。9月4日時点で開いているのは応募窓口だけであり、一般推薦や最終投票はまだ始まっていない。
本人応募で提出する情報と素材

個人のクリエイターは対応する配信プラットフォームのアカウントで公式サイトへログインし、ダッシュボードのApplication Formを開く。審査を希望するカテゴリーを選び、カテゴリーごとに自分の活動を示す情報を登録する仕組みだ。
- 番組で使用する正確な表示名とプロフィール用写真
- 名前の発音に関する情報
- 審査を希望するカテゴリー
- そのカテゴリーでノミネートに値すると考える短い説明
- カテゴリーに関係する配信クリップまたは動画へのリンク
動画は一般にアクセスできる場所からリンクできる。TwitchとYouTubeの動画は投票段階で埋め込み再生され、それ以外のサービスに置かれた動画は別タブで開かれる。審査や投票の際に確認できるよう、閲覧権限やリンクの公開状態を保つ必要がある。
応募は1人につき1件で、締切までは同じアカウントから編集できる。フォームを再送信すると既存の内容が更新され、複数アカウントから提出しても選出される可能性は上がらない。資格期間内に実施予定の企画は説明へ記載でき、実施後にクリップなどを追加することも認められている。
代理店やタレントマネジャーは所属クリエイターに代わって申請できるが、通常の個人応募とは入口が異なる。主催者へ連絡し、承認と代理店用アカウントの設定を受けてから、所属者の応募を提出する。一方、一般の視聴者はApplication Formから他人を応募させることはできず、後日始まる一般推薦を利用する。
応募と一般推薦は別の入口

自薦は審査対象として自分の実績を提示する手段であり、ノミネートの確定ではない。応募していない配信者も視聴者から推薦され、資格条件を満たせば候補になる可能性がある。反対に、本人が素材をそろえて応募しても、最終候補や受賞者になる権利は生じない。
一般推薦では、視聴者が各カテゴリーにふさわしい配信者を挙げる。Twitch、YouTube、Kickなど活動先を問わず、英語以外で配信するチャンネルも、カテゴリーとの関連性があれば推薦対象にできる。このため日本の配信者やVTuberも、公開されている条件を満たす限り、言語だけを理由に対象外とはならない。
選考対象となるには、2025年11月8日から2026年10月1日までの資格期間に合計200時間以上配信している必要がある。Strategy GameやFortniteのように活動内容を指定するカテゴリーでは、その分野に関係する配信が期間中100時間以上必要だ。応募時のクリップは活動を示す材料だが、配信時間の条件を置き換えるものではない。
一般推薦の集計後はコミュニティーの上位候補が各カテゴリーを構成し、業界パネルもカテゴリーごとに1人を選ぶ。原則として同じ配信者がノミネートされるのは最大2カテゴリーだが、Best Marathon Stream、Best Streamed Event、Best Streamed Series、Best Stream Duo、Streamer’s Choice、The Sapphire Award、Gamer of the Year、Streamer of the Yearは上限の対象外とされている。
締切と授賞式を日本時間で整理

大会公式FAQの日程 では、本人応募は8月31日から米国日付の10月2日まで、一般推薦は9月12日から10月2日まで、最終投票は10月16日から10月31日までとされている。終了日のUTC表記は、応募と推薦が10月3日、投票が11月1日となる。
- 本人応募:2026年8月31日開始、米国日付で10月2日終了。UTC表記では10月3日。
- 一般推薦:9月12日開始、米国日付で10月2日終了。UTC表記では10月3日。
- 最終投票:10月16日開始、米国日付で10月31日終了。UTC表記では11月1日。
- 授賞式:米国で11月12日に開催し、TwitchとYouTubeで配信予定。FAQ記載の23時UTCは日本時間11月13日午前8時。
応募と推薦の終了は、日本では10月3日の日付に入る。ただし、公式FAQはUTCで終了日を示す一方、正確な締切時刻を掲載していないため、「日本時間の10月3日中ならいつでも提出できる」とは判断できない。期限ぎりぎりの提出ではなく、米国表記の10月2日より前に内容を確定しておく方が確実だ。
授賞式の開始時刻は公式ページ間で一致していない。FAQは11月12日午後3時PT、同日23時UTCとしている一方、Twitch上の案内はレッドカーペットを午後2時30分PT、本編を午後5時30分PTとしている。11月の太平洋標準時から換算すると後者は日本時間11月13日午前7時30分と午前10時30分になるため、最終的な配信枠は開催前の更新を待つ必要がある。
視聴者票70%は最終投票の比率
10月16日に始まる投票は、すでに確定したノミネート候補から受賞者を選ぶ段階である。最終結果は視聴者票70%と業界パネル票30%の加重方式で決まり、一般推薦の得票がそのまま70%として使われるわけではない。
視聴者が提出できる投票回答は1人につき1組だが、同じアカウントから再送信して内容を更新できる。複数アカウントによる投票は、自分や支持する配信者の受賞可能性を高めるものとして扱われない。一般推薦も1人1組の回答を後から更新する方式になっている。
したがって、本人応募、一般推薦、最終投票は同じ選考に関係していても役割が異なる。応募は本人が実績と希望カテゴリーを伝える手続き、推薦は視聴者が候補を挙げる手続き、投票は確定済み候補から受賞者を選ぶ手続きだ。
候補者は一般推薦後に決まる
9月4日時点で確定しているのは、自薦制度が初めて導入され、応募受付が始まったことまでだ。応募者数、各カテゴリーのノミネート候補、受賞者はまだ公表されていない。応募しなかった配信者にも候補入りの道が残る一方、応募済みという表示だけでは選出を意味しない。
次に動くのは9月12日の一般推薦で、その後に候補者の選定、10月16日からの最終投票、11月の授賞式が続く。誰がノミネートされるかは、一般推薦とパネルによる選考が終わるまで確定しない。
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