Roblox分析を20画面まで保存、チームの数字が一つにまとまる

Robloxは2026年9月1日、Creator Analyticsで指標を一つの画面に集約するCustom Dashboardsを発表した。Robloxの DevForumの公式告知 は、カスタムチャートを保存・整理・共有する機能として案内している。
同日の更新は、独立系の Bloxy Newsのクリエイター更新欄 にも9月1日午後2時1分(MST)付で掲載された。Roblox Creator Hubの現行手順 によると、チャート、表、集計カードを配置でき、公開済み画面は分析閲覧権限を持つチームメンバーに表示される。作成上限は1エクスペリエンスにつき20件で、Publishを押さずにページを離れた場合は変更が保存されない。
一画面に置ける三つの表示形式

Custom Dashboardsでは、時系列や比較を示すチャート、複数の値を並べる表、単一の数値を大きく示す集計カードを組み合わせられる。ウィジェットは大きさと位置を変更でき、画面を開いたときの期間、内訳、注釈、粒度も初期設定として指定できる。
チャートを追加する経路は、画面内で新しく設定する、Exploreで作成したものを追加する、既存のダッシュボードからコピーする、という三通りだ。頻繁に確認する画面は左側のナビゲーションへピン留めできるため、日常の監視画面と調査用の画面を分けて管理できる。
集計カードでは、選択期間の平均、最新のデータポイント、期間内の累計から集計方法を選べる。日次収益、D1継続率、ピーク同時接続数(CCU)は公式手順に示されたカードの例であり、いずれもダッシュボード全体の日付範囲に従う。ただし、三つは異なる状態を測る指標であり、一つの総合点へ自動的に統合されるわけではない。
日次運営画面は現在値と推移を分ける

小規模な制作チームの日次運営を想定するなら、上段に日次収益、D1継続率、ピークCCUの集計カードを置き、下段に推移チャートや内訳表を配置できる。これはRobloxが必須としているレイアウトではなく、公開された機能と指標例を組み合わせた運用例である。
上段のカードは直近の状態を素早く把握する役割、下段のチャートと表は変化が始まった時期や対象セグメントを確かめる役割を持つ。共通の日付範囲で表示すれば、更新後の収益、再訪、利用規模を同じ観測期間で見渡せる。「チームの数字が一つにまとまる」とは、別々の指標が同じ数値になることではなく、同じ分析画面と条件を共有できるという意味だ。
- 対象エクスペリエンスの「Custom dashboards」から「Manage all」を開き、「Create」を選ぶ。
- 用途が分かる名前を付け、必要な集計カードを配置する。
- 変化の確認に必要なチャートや表を追加し、期間や粒度などの初期条件を設定する。
- 配置と共有対象を確認してから「Publish」を押す。
共有範囲は既存の分析閲覧権限に従う

公開したダッシュボードが見えるのは、そのエクスペリエンスの分析閲覧権限を持つチームメンバーである。チームへの公開は、組織内の全員が無条件で閲覧できるという意味ではない。グループ所有のエクスペリエンスでは、所有者または分析へアクセスできるロールが前提になる。
このため、画面を公開しても対象メンバーのロールに分析閲覧権限がなければ、同じ運営ビューは共有されない。反対に、権限を持つメンバーには公開済み画面が見えるため、収益など扱いに注意が必要な指標を含める場合は、既存ロールの範囲を先に確認する必要がある。
現行手順は、公開済みダッシュボードの閲覧範囲を分析閲覧権限によって説明している。ダッシュボードごとに別の閲覧者を指定する個別共有機能は記載されていないため、少なくとも発表時点では、画面自体が新しい権限層を追加するとは判断できない。
保存操作と作成枠はチーム単位で管理する
注意点は、公開と保存が同じ操作になっていることだ。編集途中の非公開版が自動保存される文書ツールとは挙動が異なり、Publishを押す前に離脱すると、ウィジェットの配置や初期条件を失う。作業中の下書きを保持したまま共有だけを後回しにする使い方は、現行手順からは確認できない。
作成枠は担当者別ではなく、エクスペリエンスを基準に示されている。日次運営、継続率、ゲーム内経済、Live Opsなど用途別に分けられる一方、担当者ごとに似た画面を複製すれば共通の枠を消費する。管理画面には名前、作成者、最終更新日、ピン留め状態が並ぶため、用途が重なる画面を整理する手掛かりになる。
発表時点で確認できるのは、複数形式のウィジェットを一画面へまとめること、公開によって保存と権限内共有が行われること、そしてエクスペリエンス単位の作成上限があることだ。個別の閲覧者設定や非公開下書きの保存は現行文書に示されておらず、チーム運用は既存の分析閲覧権限と公開操作を前提に組む必要がある。
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