Geminiの履歴をオフにしても、会話は最長72時間残る

|著者: QUASA編集チーム|2 分で読めます| 7
Geminiの履歴をオフにしても、会話は最長72時間残る

個人アカウントでGeminiの「アクティビティの保存」をオフにしても、会話の最長72時間の保持は続く。過去の会話履歴も消したいなら、保存を止める操作に加え、既存のGemini アプリ アクティビティを削除する必要がある。

まとめて操作する場合は、アクティビティ画面の「オフにしてアクティビティを削除」を選ぶ。すでに保存をオフにしている場合や、削除する範囲を選びたい場合は、「削除」から「全期間」などを指定する。Gemini Liveの音声・動画・画面共有をサービス改善に使う許可と、自動削除の期間も、それぞれ別の設定として確認できる。

保存停止と全期間削除を行う

パソコンでgemini.google.comにログインし、「設定とヘルプ」から「アクティビティ」を開く。複数のGoogleアカウントを使っているなら、履歴を消したい個人アカウントでログインしているか先に確かめる。アクティビティ画面には、保存の状態と、保存済みの項目が表示される。

  1. 今後の保存だけを止めるなら、画面上部の「オン」から「オフにする」を選ぶ。
  2. 今後の保存を止め、既存のアクティビティも削除するなら、「オン」から「オフにしてアクティビティを削除」を選び、画面の案内に従う。
  3. 削除範囲を指定するなら、アクティビティ一覧の上にある「削除」を開く。すべて消す場合は「全期間」、一部だけ消す場合は表示される期間や個別の項目を選ぶ。

「オフにする」が変えるのは今後の保存設定で、「全期間」が対象にするのは保存済みのアクティビティだ。片方だけを操作しても、もう片方の目的は達成しない。作業後は、保存の表示が「オフ」になっていることと、削除対象が一覧から消えていることを別々に確認すると分かりやすい。

削除を選ぶと、対象のアクティビティを画面から見えなくする処理が先に行われ、その後にGoogleの保存システムから消去する処理が進む。Gemini Liveの会話のアクティビティを削除した場合は、関連する音声、文字起こし、動画、画面共有も削除対象になる。一方、Gemとの会話を消しても作成したGem自体は残り、共有チャットを消しても関連する公開リンクは残る。

保存を止めた後も続く一時的な保持

保存をオフにした後の新しい会話は、Gemini アプリ アクティビティの一覧には表示されない。それでも、回答の提供やフィードバックの処理のため、会話は一時的にアカウントへ保持される。一覧に見えないことは、送信した内容が直ちに消去されたことを意味しない。

保存をオフにした後のチャットは、利用者がフィードバックを送る場合を除き、AIモデルのトレーニングには使われない。フィードバックを送ると、その内容を理解するために関連する会話や添付した内容も処理の対象になる。保存設定を変えることと、Geminiに送った内容を応答や安全性の確保のために処理することは、扱いが異なる。

過去の履歴の削除にも対象範囲がある。Gemini アプリのプライバシー ハブによると、人間のレビュアーが確認し、アカウントから切り離されたチャットは、アクティビティを削除しても最長3年間保存される。また、Gemini以外のGoogleサービスに保存されたデータは、Gemini アプリ アクティビティの削除では消えない。

保存を続けるなら自動削除の期間を選ぶ

アクティビティの保存をオンのまま使う場合、自動削除の初期設定は18か月だ。期間は3か月、18か月、36か月から選べ、自動削除しない設定にもできる。これは保存済みのアクティビティを一定期間後に削除する仕組みで、新しい会話の保存を止める設定ではない。

変更するには、同じアクティビティ画面の上部にある「…か月以上経過したアクティビティを削除します」または「自動削除オプションを選択します」を開く。希望する期間を選んで「次へ」に進み、画面上の確認を終える。過去の履歴を今すぐ消したい場合は、自動削除の期間変更とは別に「削除」から対象範囲を指定する。

過去の会話を後から参照したいなら、保存を続けて期間を選ぶ余地がある。反対に、今後の会話を通常のアクティビティとして残したくないなら、自動削除を短くするだけでは目的に合わない。保存をオフにする操作と、必要な過去履歴の削除を組み合わせる。

Gemini Liveの改善利用許可を確認する

音声とGemini Liveの動画・画面共有をGoogleサービスの改善に使用する許可は、アクティビティの保存とは別に管理される。この許可は初期状態でオフになっており、オンにするにはアクティビティの保存もオンでなければならない。保存を続ける場合も、メディアの改善利用を許可するかは別に選べる。

アクティビティ画面で「音声や Gemini Live の動画と画面共有を Google サービスの改善に使用する」の設定を確認する。オフにすると、フィードバックを送らない限り、対象の音声・動画・画面共有は以後GoogleサービスやAIモデルの改善に使われない。ただし、Geminiが応答することや安全性を保つことには引き続き使用される。

この改善利用設定だけをオフにしても、アクティビティの保存がオンなら、Liveの会話の文字起こしやGeminiに共有したその他の内容には保存設定が適用される。すでに保存されたLiveの内容を消したい場合は、該当する会話のアクティビティも削除する。改善利用の許可、今後の保存、過去の削除を別々に扱うと、それぞれの操作で何が変わるか判断しやすい。

仕事用・学校用アカウントでは管理者が設定する

ここまでの保存停止と削除の手順は個人アカウント向けだ。仕事用・学校用アカウントの案内では、Geminiの「アクティビティの保存」をオフにできるのはGoogle Workspaceの管理者だけとされている。管理者が履歴の保持を有効にしている場合、利用者は設定を変更できず、保持期間も表示されない。

削除や保存停止の項目が見つからないときは、ログイン中のアカウントが個人用か組織用かを確認する。仕事や学校のアカウントなら、履歴の保持と設定変更についてWorkspace管理者に問い合わせる。個人アカウントの画面で行う操作を、そのまま組織のアカウントに当てはめることはできない。

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