
Instagram案件表示、無償提供でも「タイアップ投稿」が必要

Instagramで企業から無償提供された商品を紹介する場合は、現金報酬がなくてもタイアップ投稿ラベルを付ける。Instagramヘルプのブランドコンテンツ説明は、無料の商品・サービスも対価に含め、アフィリエイトリンクを含む投稿にもラベルが必要だとしている。商品を無料で借りて紹介する場合も、価値の交換として扱う。
設定は、投稿をシェアする前に「タイアップ投稿ラベルを追加」をオンにし、企業との案件ならブランドパートナーを選ぶ順番で進める。相手の承認状況を確認したうえで公開し、投稿上部に予定した表示が出ているか確かめる。アフィリエイトリンクだけの投稿ではラベルは必要だが、企業アカウントのタグ付けは必須ではない。
受け取った対価からラベルの要否を判定する

基準は、投稿に関連して企業から価値を受け取り、その企業や商品・サービスを取り上げるかどうか。現金の入金だけを「報酬」と考えると、無料の商品や、返却予定の貸与品を見落とす。投稿ごとに受け取ったものと紹介する内容を対応させる。
- 現金報酬:企業から投稿の対価を受け、商品やブランドを紹介する。ラベルを付け、案件先をブランドパートナーとして追加する。
- 無償提供:無料で受け取った商品やサービスを投稿で紹介する。感想を自由に書ける取り決めでも、提供を受けた事実は変わらない。
- 貸与:撮影やレビューのために無料で借りた商品を紹介する。後で返す予定でも、投稿のために使えることに価値があるため、ラベルの対象になる。
- アフィリエイト:成果報酬につながる商品リンクを投稿に含める。ラベルを付ける一方、アフィリエイトだけならブランドパートナーのタグ付けは求められていない。
無料の商品を受け取った事実だけで、以後のあらゆる投稿が案件になるわけではない。その商品や企業を当該投稿で取り上げるかを見て判断する。自分で購入した品を、企業との対価関係もアフィリエイトリンクもなく紹介する場合は、ここに挙げた条件とは異なる。
提供品の紹介とアフィリエイトリンクが同じ投稿に入る場合は、リンクだけを見て「パートナーのタグ付けは不要」と決めない。提供した企業との関係もあるため、どの企業をブランドパートナーとして表示する案件なのか確認する。複数の企業が関わるなら、投稿で紹介する相手と、実際に選ぶInstagramアカウントを取り違えないことが大切だ。
投稿前にアカウントとパートナーをそろえる
企業名付きの表示が必要な案件では、投稿を作り始める前に相手の正確なInstagramアカウントを確認する。似た名前の別アカウントを選ぶと、ラベルが付いていても協業相手を正しく示せない。ブランド側にクリエイターの承認を求める運用なら、その担当者と承認の手順も先に共有しておく。
自分の投稿画面にブランドコンテンツ関連の項目が見当たらないときは、アカウントの種類とツールの利用設定を確認する。表示項目はアプリやアカウントによって異なるため、「その他のオプション」「詳細設定」「パートナーシップのラベルと広告」といった項目をたどる。設定画面で利用資格や切り替えを求められた場合は、案内を完了してから投稿作成画面に戻る。
ラベルの設定、パートナー名の表示、企業による投稿の広告利用は、それぞれ確認する項目が違う。広告配信を認める操作が表示されても、通常の案件表示のために自動的にオンにする必要はない。広告利用の取り決めがある場合だけ、案件先と合意した範囲に合わせて判断する。
フィード投稿・リールではシェア前に設定する
フィード投稿とリールは、画像や動画、キャプションを用意した後、シェア直前の画面でラベルを設定する。LIFEISFUNの設定手順は、「その他のオプション」または「詳細設定」から「パートナーシップのラベルと広告」に進み、ラベルをオンにしてブランドパートナーを追加する流れを示している。
- 投稿を作成し、紹介する商品・サービスとキャプションを確認する。無償提供、貸与、アフィリエイトなど、ラベルが必要になる関係をここで整理する。
- シェア前の画面で「その他のオプション」または「詳細設定」を開き、ブランドコンテンツに関する設定へ進む。
- 「タイアップ投稿ラベルを追加」をオンにする。前の画面に戻っても設定が維持されているか確かめる。
- 企業との案件なら「ブランドパートナーを追加」から相手のアカウントを検索して選ぶ。表示名だけでなく、案件先から伝えられたアカウントと一致するか見る。
- 承認リクエストや確認画面が出たら内容を確認する。アフィリエイトリンクだけの投稿では、企業のタグ付けを前提にせず、必要なラベルを設定する。
- ラベル、選択したパートナー、広告利用に関する設定を見直してからシェアする。
ストーリーズでは編集画面のブランドコンテンツ関連の項目からラベルを設定し、企業との案件なら必要に応じてパートナーを追加する。フィード投稿で以前使った設定が、別のストーリーズにも引き継がれると考えず、その投稿の公開前に表示状態を見る。画面の項目名が異なる場合も、確認する対象はラベルと相手先のアカウントだ。
承認待ちと公開後の表示を分けて確認する

パートナーを選んだ際に承認待ちとなったら、ラベルをオンにしたことと、企業名付きの表示が確定したことを区別する。企業名の表示が案件の条件なら、相手先に承認状況を確認してもらう。承認前に公開する場合は、予定した企業名がまだ表示されていない可能性を踏まえて投稿を確認する。
公開後は投稿そのものを開き、投稿者名の近くにタイアップ投稿の表示があるかを見る。企業との案件では、表示されたパートナー名が依頼元と一致するかまで確かめる。キャプションに「PR」と書いたり、本文で企業をメンションしたりしても、それだけでInstagramのラベルを設定したことにはならない。
アフィリエイトだけの投稿では、企業名が出ていないことを直ちに設定漏れと判断しない。確認するのは、必要なラベルが表示されているかどうかだ。想定と違う表示なら、該当投稿の設定でラベルの状態、選択したアカウント、承認の状況を順に見直す。
パートナーを付けた案件ではインサイト共有も確認する
ブランドパートナーをタグ付けすると、協業関係の表示に加え、投稿の反応を相手先と共有する仕組みにもつながる。Metaの日本語発表は、パートナーをタグ付けした投稿に企業名を伴うタイアップ表示が付き、クリエイターとビジネスパートナーの双方がその投稿のインサイトを確認できると説明している。
企業が投稿の反応を確認する予定なら、公開後にブランド名の表示とパートナーの紐づけを双方で確かめる。ラベルだけが見えていて相手先の承認が保留になっている場合、予定した表示や共有の状態と食い違う可能性がある。アフィリエイトリンクだけの投稿ではブランドパートナーのタグ付けが不要なので、企業との案件と同じインサイト共有を前提にしない。
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